ユニオンとリーグ双方に共通する要素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 00:42 UTC 版)
「トライ (ラグビー)」の記事における「ユニオンとリーグ双方に共通する要素」の解説
2つのラグビーコード間では規則の詳細部分とそれらの解釈において違いがある。まずは共通要素を以下に挙げる。 トライを決めるためにボールを保持している選手とボール自身はタッチあるいはタッチインゴールにいてはならない(デッドボールライン上あるいは超えた地点を含む)。タッチライン、タッチインゴールライン、デッドボールラインは「外」と見なされる。タッチあるいはタッチインゴール内と判定されるには選手あるいはボールがグラウンドと接触していなければならない。ライン上、プレーフィールド外、インゴールの上の空中にある体の一部は接触ではなく、ライン超えた空中に体の一部が出ている選手がボールのグラウンディングに成功することがよく見られる。(本規則 P.49図「トライによる得点 ‒ タッチインゴールにいるボールを持っていないプレーヤー」参照) ボールがグラウンディングされなければならないインゴールエリアは、ゴールラインを含むが、タッチインゴールおよびデッドボールラインを含まない。 どちらのコードにおいてもボールのグラウンディングとは、ボールを抱えインゴール内で地面につけること、あるいはインゴール内で地上にボールがある時、そのボールを手、腕、あるいは前半身のうち首から腰の間を使って押さえることを意味する。 選手はボールをグラウンディングをするためにボールを抱えている必要はない。ボールがグラウンド上あるいはそのすぐ上方にある場合、手、腕、あるいは前半身のうち首から腰の間を使って押さえることができる。インゴールでボールを落とす行為は審判によってノックオンと解釈され、トライは認められない。トライが与えられるために、選手がボールをグラウンディングするつもりがあったかどうか、その際にボールがコントロールされていたかを考慮する。ボールのグラウンディングは一瞬でよく、選手がすぐにボールを放して前方にバウンドしても問題ない。 ゴールラインに達する前に転んだ攻撃側の選手が、その勢いのまま進んでゴールラインを含むインゴールにボールが触れた場合はトライとなる。
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