ヤーキス(モーガン)分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/15 03:03 UTC 版)
「銀河の形態分類」の記事における「ヤーキス(モーガン)分類」の解説
アメリカ合衆国の天文学者ウィリアム・ウィルソン・モーガンによって作られた。フィリップ・キーナンとともにモーガンは、スペクトルによる恒星の分類に用いるMKシステムを発展させた。ヤーキス分類法では、銀河の分類に、銀河の中に含まれる恒星のスペクトル、形態、絶対等級及び視等級、中央部の集中度が用いられる。 スペクトル型説明a 明るいA星 af 明るいA-F星 f 明るいF星 fg 明るいF-G星 g 明るいG星 gk 明るいG-K星 k 明るいK星 銀河の形説明B 棒渦巻 D 明らかな渦巻や楕円構造ではない回転対称 E 楕円 Ep 塵の吸収を持つ楕円 I 不規則 L 低表面輝度 N 小さく明るい核 S 渦巻 傾斜角説明1 「正面」を向いた銀河 2 3 4 5 6 7 「真横」を向いた銀河 例えば、アンドロメダ銀河はkS5に分類される。
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