ヤング・ヴィック・プロダクションおよびレコーディング
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「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」の記事における「ヤング・ヴィック・プロダクションおよびレコーディング」の解説
1972年8月下旬および9月、エディンバラ国際フェスティバルにてヤング・ヴィック・シアター・カンパニーにより、フランク・ダンロップ演出で『ヨセフ』が上演された。ゲイリー・ボンドがタイトル・ロールのヨセフ役、ピーター・リーヴスがナレーター役、ゴードン・ウォラーがファラオ役を演じた。このプロダクションはロンドンで10月にヤング・ヴィック・シアターで、11月にラウンドハウスで上演した。このプロダクションの公演は『Bible One: Two Looks at the Book of Genesis 』の二本立ての一環で上演された。第一部は『The Genesis Mediaeval Mystery Plays: The Creation to Jacob 』(当初『Mediaeval Mystery Plays 』)として中世の神秘劇ウエイクフィールド・ミステリー・プレイズの最初の6話の改訂版をアラン・ダジェットの音楽で上演した。第二部が『ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』であった。1972年、ヤング・ヴィックのプロダクションはRSOレコードから出版するためLPをレコーディングした。1972年、このプロダクションの公演はグラナダ・テレビジョンによりイギリスで放送された。 1973年2月、シアター・プロデューサーのマイケル・ホワイトと演出家のロバート・スティグウッドはウエスト・エンドのアルバリー・シアターにてヤング・ヴィックによる公演を243回上演した。ヤング・ヴィックによる神話劇は却下され、ウエバーおよびライスによる作詞作曲で、テレビ・コメディ作家のレイ・ギャルトンおよびアラン・シンプソンが脚本を担当した『Jacob's Journey 』が上演された。 『Jacob's Journey 』のオープニングには多くの台詞が含まれたが、最終的に語り口調はほとんどなくなり、台詞は音楽に乗せられた。完成版はレスターのヘイマーケット・シアターでの上演が最初であり、1970年代中期から後期にかけて何度か上演された。 1974年、このミュージカル全編のレコードがMCAレコードより出版され、ゲイリー・ボンド、ピーター・リーヴス、ゴードン。ウォラーが再び出演した。これが後にCD化された『ヨセフ』の作品の中で最古のものとなった。1979年、ミュージック・フォー・プレジャーから出版されたライスがナレーター、ポール・ジョーンズがヨセフ役を演じたアルバムで、ゴードン・ウォラーが再度出演した。
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