ヤクストタール鉄道
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デルツバッハにはヤクストタール鉄道の出発駅がある。この鉄道は、かつてはこの地域の重要な狭軌路線であったが、運行を停止し、現在は再開に向けて修復、調整中である。ヤクストタール鉄道(軌道幅750mm)は私有鉄道として運行している。1888年に計画されたチュトリンゲン(現メックミュール)からデルツバッハ経由でバート・メルゲントハイムまでを結ぶ蒸気機関車鉄道は狭軌鉄道に計画変更された。出発駅はチュトリンゲンからより大きな駅であり、幹線鉄道であるハイルブロン - ラウダ線に接続するメックミュール駅に変更された。この支線の営業は1900年12月に開始された。1951年までは貨物運行、旅客運行がなされていた。1967年に一旦は旅客運行(通学列車)が再開された。1971年にDGEG(ドイツ鉄道歴史協会)は、SWEG(南西ドイツ交通運行協会)とともに、夏の間だけ、この路線をドイツで初めての博物館路線として蒸気機関車を運行(動体展示)することとした。1988年12月23日、通常運行に向けて包括的な準備を行う企業体が発足した。デルツバッハ - クラウトハイム間の操業再開に向けての努力は、2002年に第三セクターのヤクストタール鉄道株式会社に引き継がれた。
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