モミジガリ

デジタル大辞泉

もみじ‐がり〔もみぢ‐〕【紅^‐葉狩（り）】

読み方：もみじがり

山野に紅葉をたずねて楽しむこと。観楓(かんぷう)。紅葉見。《季 秋》「大嶺に歩み迫りぬ—／久女」

[補説] 曲名別項。→紅葉狩

もみじがり〔もみぢがり〕【紅葉狩】

読み方：もみじがり

謡曲。五番目物。観世小次郎信光作。平維茂(たいらのこれもち)が戸隠山中で女に化けた鬼に紅葉狩りの宴に誘われ、命が危うくなるが、男山八幡の神助を得て本性を現した鬼を退治する。

歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)・義太夫・長唄の掛け合い。河竹黙阿弥作詞。明治20年（1887）東京新富座初演。の舞踊化。新歌舞伎十八番の一。

長唄・地歌・荻江節・一中節などの曲名。長唄以外はに基づく。

季語・季題辞典

紅葉狩

読み方：モミジガリ（ｍｏｍｉｊｉｇａｒｉ）

紅葉の美を賞して、山々谷々を逍遙すること

季節 秋

分類 人事

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

もみじ狩

読み方：モミジガリ（ｍｏｍｉｊｉｇａｒｉ）

初演 寛文8.12(江戸・松平大和守邸)

紅葉狩

読み方：モミジガリ（ｍｏｍｉｊｉｇａｒｉ）

初演 寛文8.12(江戸・松平大和守邸)

紅葉狩

読み方：モミジガリ（ｍｏｍｉｊｉｇａｒｉ）

初演 明治20.10(東京・新富座)

音曲 義太夫・長唄・常磐津

紅葉狩

読み方：モミジガリ（ｍｏｍｉｊｉｇａｒｉ）

初演 安永5.7(江戸・森田座)

古典文学作品名辞典

紅葉狩

読み方：モミジガリ（ｍｏｍｉｊｉｇａｒｉ）

分野 謡曲

年代 室町中期~後期

作者 観世信光

近代文学作品名辞典

紅葉狩

読み方：モミジガリ（ｍｏｍｉｊｉｇａｒｉ）

作者 河竹黙阿弥

初出 明治20年

ジャンル 舞踊劇