モデル・エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 00:45 UTC 版)
「ランチア・テージス」の記事における「モデル・エンジン」の解説
当初、アルファロメオ製DOHC・V6・3リッターエンジン(215ps)、DOHC直5・2.4リッターエンジン(170ps)、DOHC直5・2リッターターボエンジン(185ps)、そしてヨーロッパでは主力となるコモンレールディーゼルの直5・2.4リッターターボエンジン(150ps)の4種のラインナップを揃えた。その後、ガソリンの2リッターターボ・2.4リッター、コモンディーゼルターボの各エンジンはインジェクター等の改良によりそれぞれパワーアップしたものが(例:ディーゼル版の150psから185psにアップ)、さらにアルファロメオの「GTA」に積まれていたV6・3.2リッターエンジンのデチューン版(230ps)がラインナップに加わった。これらのエンジンの一部に専用のアイシンAW製5段マニュアルモード付きATの他、6速マニュアルミッションなどが組み合わされた。 開発当時、親会社であるフィアットはGMとの提携下にあり、キャデラック製のノーススターV8エンジンが搭載されテストされた。しかし、その後の提携解消により計画は完全にお蔵入りとなった。その他マセラティ・クアトロポルテに搭載された4.2リッター・フェラーリ製V8エンジンも平行して搭載テストされていた。 すべてのモデルの足回りには、前後輪ともにマルチリンク式サスペンションを備え、スカイフック理論に基づく油圧制御式アクティブダンパーが設定されている。
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