モカエキスプレスでのコーヒーの抽出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 11:02 UTC 版)
「モカエキスプレス」の記事における「モカエキスプレスでのコーヒーの抽出」の解説
Template:Immagine multipla モカエキスプレスでコーヒーを抽出するまでの準備工程を説明する。 右の装置断面図のAの部位にあたるボイラー部に水を入れる 漏斗状の金属製漏斗状のフィルター(断面図のB)を取り付ける。 細挽き、あるいは微粉まで挽いたコーヒーをフィルターに充填する(右下写真参照) 本体上部 (C) を台座部に固定する。 本体を熱源に加熱 加熱によりボイラー部 (A) では水が蒸発し、水蒸気により加圧状態となる。この蒸気の加圧により、熱湯が徐々に漏斗に沿ってフィルター (B) を経て本体上部 (C) に達する。これによりコーヒーを抽出することができる。パーコレーターと異なり、器具を熱源の上に置いたままでも容易にコーヒーが煮立つことはないが、ボイラーが「空焚き」の状態になるため、早めに熱源から降ろすようにする。実践的な些細なコツは、ボイラー部内がほぼ空になると蒸気の泡が上昇する湯と混じりあいゴボゴボという独特の音を発するので、その直前に熱源から器具を降ろしてしまうことである。そうすると上部室の半分位にコーヒーが入った状態となる。 ガスケットが本体上部と台座部を確実に密着させボイラー部内で安全に圧力を発生させる。何らかの不具合で内部の圧力が高くなり過ぎた場合にこれを逃がすため、ボイラー部には安全弁が装着されている。
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