メーカー・製造方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:01 UTC 版)
日本国内のメーカーを挙げる。異形鉄筋では大規模な鉄鋼メーカー(高炉メーカー)の生産シェアは低く、大半が中小規模のメーカー(電気炉メーカー)によって生産される。 高炉メーカー 新日本製鐵(新日鉄) 神戸製鋼所 JFEスチール 電気炉メーカー 朝日工業 伊藤製鐵所 大阪製鐵 大谷製鉄 関東スチール 岸和田製鋼 共英製鋼 合同製鐵 九州製鋼 三興製鋼 JFE条鋼 清水鋼鐵 城南製鋼所 ダイワスチール 拓南製鐵 千代田鋼鉄工業 トーカイ 東京製鐵 東京鐵鋼 東北スチール トピー工業 豊平製鋼 中山鋼業 中山製鋼所 北越メタル 三星金属工業 向山工場 山口鋼業 電気炉メーカーの場合、異形鉄筋など鋼材の主原料は鉄スクラップ(屑鉄)である。それらは電気炉と二次精錬炉で融解・精錬されて溶鋼とされ、連続鋳造法で鋼片に鋳造される(連続鋳造法以外にも鋼片の鋳造法はあるが、現在の日本では非主流)。この鋼片を再加熱・圧延して異形鉄筋は製造される。製品は直物(直棒状のもの)か、コイル状に巻かれた形で出荷される。直物は最大長さ12mで、製品としては500mmごとの長さで出荷される。 高炉メーカーの場合は、鋳造より前の工程が異なる。主原料は鉄鉱石であり、高炉と転炉などを用いて製錬作業が行われる。製錬された溶鋼を鋳造する工程以降は電気炉メーカーと同様である。
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