メタルか否か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:58 UTC 版)
アメリカのユーザー参加型HR/HM情報サイト『Blabbermouth.net』では賛否両論になることもあり、日刊紙『ロサンゼルス・タイムズ』は、「BABYMETALはヘヴィメタル界でいま最も意見を二分するグループだ」と述べた。イギリスの音楽ライターであるドム・ローソンは、BABYMETALの音楽は「ヘヴィメタルとJ-POPのハイブリッド」「既存のヘヴィメタルを求めているのならアイアン・メイデンやカーカスなどを聴けば良い」とした。 『MetalSucks』はロサンゼルス公演後「BABYMETALはメタルではなく、キャラクター・音楽など様々な要素が複合した“演劇”に近いもの」と論じた。アメリカの音楽ライター、キム・ケリーは「サブカルチャーと多くの人が真面目に愛する音楽(メタル)に対する侮辱」と批判したが、ニューヨーク公演の観賞後には「(BABYMETALの)若いファンたちが最終的に真のメタルファンになってくれるのなら悪くない」と述べ、後に直接インタビューを行い、その記事の中で「傍観者の立場から彼女たちを応援する」と述べた。 “メタル・ゴッド”ことロブ・ハルフォードは2016年7月にBABYMETALとの歌唱を披露 した上で「BABYMETALはメタルの未来」と評しており、具体的には「ジューダス・プリーストの他の連中も、(彼女達が)ジューダス・プリーストをヘヴィメタルのルーツと認識している事にとても心踊らせているよ。そして(BABYMETALの三人を手で示しながら)未来はここにある。」と語っている。
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