メタデザイン概念の形成ツール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/27 04:44 UTC 版)
「メタデザイン」の記事における「メタデザイン概念の形成ツール」の解説
メタデザインの広範囲にわたる応用と概念を背景に、 カイオ・ヴァッサオは、「ツール」という言葉に対するドゥルーズの解釈を引用し、『メタデザインは4つのツールが1セットとなった「概念形成ツール」として理解できる』と述べている。 抽象概念レベル(抽象概念・言語・手段的思考の構造と限界を理解する能力) 図解と位相幾何学的思考(位相幾何学的な理解に支えられた、図像的な思考とデザインの使用) 手順を示す(手続き型の)デザイン(ゲームやロールプレイ、さらには手順を示す様なデザイン・アート・建築のように、手順を用いることで現実性を創造すること) 発生/出現(絶対的なコントロールの欠如と、意図しなかった結果や予期しなかった結果を利用する能力) ヴァッサオは、メタデザインに対する全ての異なるアプローチにおいて、これらの概念的なツールを確かめることができると述べている。
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