ムスメベラとは? わかりやすく解説

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娘倍良

読み方:ムスメベラ(musumebera)

ベラ科海水魚


娘倍良

読み方:ムスメベラ(musumebera)

ベラ科海水魚


ムスメベラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 07:59 UTC 版)

ムスメベラ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ベラ亜目 Labroidei
: ベラ科 Labridae
亜科 : カンムリベラ亜科 Corinae
: カンムリベラ属 Coris
: ムスメベラ C. musume
学名
Coris musume
Jordan and Snyder, 1901
和名
ムスメベラ(娘倍良)
英名
Combfish
Comb wrasse

ムスメベラ(娘倍良、学名 Coris musume[1])は、スズキ目ベラ科・カンムリベラ亜科に属する魚の一種。白地に黒帯の特徴的な体色を持つ。

形態

体長は10-25cmほど。背と腹はいが、体側面には目を通って尾鰭(おびれ)までの一本線が走り、腹側は櫛歯に似たぎざぎざの縁となっているため,英語combfish(櫛の魚)と呼ばれる。背鰭(せびれ)の付け根にも黒色のラインが入っており[1]、頭は赤い。

分布・生態

日本から台湾までの温帯域に分布している。従来はオーストラリアニュージーランドにも分布するとされた。これはCoris pictaという別種とされているが、これをムスメベラの学名とする書籍もある[2]

サンゴ礁や岩礁の周辺の水深5-60mの水域に生息する。幼魚はホンソメワケベラに似ていて独特な泳ぎをまねる[1]。またクリーニングも行う[2]

分類

従来本種の学名はCoris pictaとされていたが、この種はオーストラリア、ニュージーランド、サンゴ海にのみ見られる別種とされており、シノニムとされたCoris musumeが日本産の種の学名としては有効とされる[1]

脚注

  1. ^ a b c d Rudie H. Kuiter (2015). Labridae fishes: Wrasses. Reef Builders Inc. and Aquatic photographics 
  2. ^ a b 加藤昌一『ネイチャーウォッチングガイドブック ベラ&ブダイ 日本で見られる192種+幼魚、成魚、雌雄、婚姻色のバリエーション』誠文堂新光社、2016年8月15日。 

関連項目




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