ミュージシャンたちの反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 04:11 UTC 版)
「スパイナル・タップ」の記事における「ミュージシャンたちの反応」の解説
映画は複数のミュージシャンから反応を得た。ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジェリー・カントレル、ディー・スナイダー、オジー・オズボーンは、スパイナル・タップのように舞台裏で迷子になってしまったことがあると告白している。ドッケンのジョージ・リンチは映画を見たときに叫んだと言われている。「これは俺たちだ!彼らはどうやって俺たちについての映画を作ったんだ?」。グレン・ダンジグはスパイナル・タップを前のバンドミスフィッツと比較し、「俺はスパイナル・タップを見たとき言ったんだ、“ねえ、これ俺たちの古いバンドだ”って。」と語っている。 ラーズ・ウルリッヒは記者会見で、メタリカとガンズ・アンド・ローゼズの1992年のツアーを「とてもスパイナル・タップ」のようだと語った。このツアーは、メタリカ自身のアルバム『メタリカ』(通称ブラック・アルバム)を携えて行われた。ツアーが始まった直後、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドがパイロテクニクスの事故で腕などに大火傷を負った。それより前にフレディ・マーキュリー追悼コンサートの舞台裏で、メタリカはスパイナル・タップと会い、彼らの『メタリカ』がスパイナル・タップの『スメル・ザ・グローブ(英語版)』へのオマージュであると語っている。この様子は『コンプリート・シーンズ・オブ・メタリカ(英語版)』に収録されている。 U2のギタリスト、ジ・エッジはドキュメンタリー映画『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』中で、映画『スパイナル・タップ』を初めて見たとき、「私は笑わなかった。私は泣いた。」と語っている。その理由は、映画が大きなロックミュージックが愚かな沼になってしまったことを要約していたからである。
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