ミュンヘン写本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/30 22:15 UTC 版)
ミュンヘン写本は、4つの福音書を含む。124ページで、大きさは縦20㎝、横135㎝。1466年にジョルジュ・ネーメティがトゥルグ・トロトゥシュで完成させた。 この写本が作成されたのちしばらくの行方は不明である。最初のページには、初期の持ち主として16世紀の文献学者・書籍収集家ヨハン・アルプレヒト・ヴィドマンシュテッターの名が記されている。彼の死後、その膨大な蔵書とともに、ミュンヘン写本はヴィッテルスバッハ宮廷図書館(現バイエルン州立図書館)に収められ、現在に至るまで非常に良い状態で保存されている。 1958年、ウラル・アルタイ文庫の一部として全文が活字化、出版された。
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