ミサイル兵装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:15 UTC 版)
成功級フリゲートは、原型と同じ能力限定型ターター・システムを有する。艦橋前方にはMk.13発射機を搭載し、これでRIM-66 SM-1MRスタンダード艦対空ミサイルを発射する。O・H・ペリー級フリゲートがMk.13発射機からハープーン艦対艦ミサイルを発射できるが、成功級はハープーンの購入費用が認められなかったため、Mk.13発射機からはスタンダードミサイルのみ発射する。その代わり、スタンダードミサイルの搭載数は40発に増加している。 成功級は独自の艦対艦ミサイルとして、台湾国産の雄風II型ミサイルを装備する。雄風II型は4連装発射筒を2基、メインマスト前方にシフト配置している。2006年以降、雄風II型の発射筒を連装2基にして雄風III型の発射筒を連装2基装備する試験が始まり、2012年には、8隻のうち5隻に雄風III型ミサイルが実戦配備された。しかし40mm機関砲や雄風ミサイル発射筒の搭載などでトップヘビーとなっているという指摘がある。 成功級フリゲート,国産の雄風II型、雄風III型SSMを搭載し
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