マスコミの取材エリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:06 UTC 版)
マスコミが試合の取材やテレビ・ラジオによる試合の生中継を行う為に、主要となる野球場を中心に放送席・記者席・カメラエリアが常設される。 主要野球場の放送席や記者席の場合、かつては内野スタンドのグラウンドレベルに配置されることが多かったが、近年建設された野球場では、放送席は内野スタンド上段に個々が独立、記者席は同じく上段に外(ドーム型球場に多い)または部屋の中(グラウンドが見えるように窓を設置)に配置されるようになった。カメラエリアは、プロ野球本拠地の場合、多くは場所を固定の場合(特にグラウンドレベルの一・三塁側)が多い。複数のAM放送局 で系列を問わず同一カードを中継することもあるため、ブースは複数ある。主にひとつの放送局でローカル・全国ネット兼用とビジターチーム向けの裏送り・ビジターチームの放送局スタッフが来場して制作用の2部屋を確保している。 地方球場の場合、ほとんどの場合、記者席はある程度確保してある場合が多いが、放送席に関しては常設していなかったり、適当な空き部屋の確保が難しい場合が多い為、個々の放送局が内野スタンド上段に臨時に小屋を設置したり、観客席を使用する場合が多い。カメラエリアも同様に場所が確保される。
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