マグナ50
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:13 UTC 版)
マグナシリーズの末弟「マグナ50」(MAGNA FIFTY)は1995年4月24日に発売された。キャッチコピーは「野性がある。プライドがある。」など。車名に含まれる排気量数は「ごじゅう」ではなく、あえて「マグナフィフティ」と読ませる独特なネーミングとなっている。 搭載されるエンジンはカブ系列の空冷50 ccSOHC単気筒、変速機は常時噛合式4速リターン、最高出力はスーパーカブ(4.5 ps)やジャズ(4 ps)よりも低い3.9 psにセッティングされていた。始動方式はセルスターターのみとなっている。原付一種ながら、当時販売されていた原付アメリカン「ジャズ」とは一線を画した迫力あるスタイルと細部の本格的な作り込みが成されている。なおフロントホイール周りはCBX125Fと同型の物が流用されており、ホンダ伝統のブーメラン型コムスターホイールが用いられた最後の車種となった。また当時はアメリカンバイクブームでもあり、前年にデビューした兄貴分の250の人気の影響から、50も若者から中高年にまで人気を博した。ジャズが生産終了となった後は、同車は唯一ラインアップされている原付アメリカンモデルとなっていたが、2007年9月の排ガス規制をもって生産終了が公表された[要出典]。 車体色には、ブーンシルバーメタリック、クラシカルホワイト、パールヘロンブルー、グラファイトブラックなどが設定されていた。
※この「マグナ50」の解説は、「ホンダ・マグナ」の解説の一部です。
「マグナ50」を含む「ホンダ・マグナ」の記事については、「ホンダ・マグナ」の概要を参照ください。
- マグナ50のページへのリンク