マイクロソフトのヘルプ機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/01 01:07 UTC 版)
「オンラインヘルプ」の記事における「マイクロソフトのヘルプ機構」の解説
マイクロソフトは、Windows 上のヘルプシステムのためのプラットフォームとして、以下のものを開発してきた。 Microsoft QuickHelp - 1987年に入社した Ralph Walden が MS-DOS と OS/2 向けに書いたオンラインヘルプシステム。Walden はその後の WinHelp と HTML Help 1.x にも関わった。 Microsoft WinHelp(.HLP) - Rich Text Format に基づくもので、Windows 3.1 と Windows 95/NT での業界標準となった。WinHelp を実際に表示するヘルプエンジン(WinHlp32.exe)は Windows 3.0 から Windows XPまでの全 Windows に含まれている。しかし、Windows Vista には無いので、必要ならダウンロード可能である()。 Microsoft Compiled HTML Help(.CHM) - HTMLなどをベースとしている。2006年現在の最新版は HTML Help 1.4.最初の HTML Help 1.0 は1997年にリリースされた。 HTML Help 2.0 - 2001年にマイクロソフトが発表した HTML Help の第2版。2002年に Visual Studio .NET、MSDN Library、Technet 製品などのヘルプ形式として実装された。しかし、Windows などへの搭載は行われていない。 AP Help 1.0 - Vistaに搭載された新しいオンラインヘルプシステム。他のソフトウェアベンダー向けにヘルプ作成ツールが提供されておらず、マイクロソフトとOEM、一部のソフトウェア企業だけが使っている。
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