ボルゲ編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 17:04 UTC 版)
「北斗の拳の登場人物一覧」の記事における「ボルゲ編」の解説
ボルゲ 声 - 川津泰彦(真・北斗無双) ケンシロウがバットと旅を続けていた当時、洞窟にいたところを火炎放射で焼き殺そうとした卑劣な悪党で、原作漫画における最後の敵役でもある。言葉遣いはユーモラスであるが残虐非道極まりない男で、その所業は「悪魔でさえ顔をそむける」と評されるほど。装甲で固めた頭を人造皮膚で覆った強烈な風貌に加え、「あっあっあ」という独特の不気味な笑い方が特徴。手の甲にはかつてゾルドによって傷つけられた傷跡がある。自分の体を傷つけた者に対しては異常な憎しみを持ち続け、それを晴らすまでは絶対に諦めないといった非常に執念深い性格の持ち主。 かつてケンシロウを倒して乱世に君臨しようとしたが失敗、両目を切られ盲目となる。復讐の怨念で生き長らえ、失った目の代わりに聴力を鍛え上げて超常的な感覚を会得し、再び現れてケンシロウをつけ狙う。その過程で、かつて手の甲に傷をつけたゾルドとその部下に対して両眼を切り裂いて胸に北斗七星の傷をつけることで皆殺しにし、ケンシロウをおびき寄せようとした。この時、ケンシロウは記憶喪失になっており、それを案ずるバットが身代わりとなりボルゲと戦うも、わざと劣勢に見せかけたボルゲの策略にはまって逆に捕らわれてしまい、ドリルで体に穴を開けられるなどの拷問を受ける。 しかし、バットの一念の叫びで記憶を取り戻したケンシロウの敵ではなく、復讐心から編み出した秘技「多頭凶蛇棍」も装甲で固めた頭も北斗神拳には全く通じず倒されてしまい、最期は記憶と正気を取り戻したリンと心中しようとするも、彼女を庇ったバットにより相討ちという形で始末される(この戦いでバットは死亡したかに思われたが、実はケンシロウの秘孔術により一命をとりとめていた)。 ゾルド バットとマミヤが通過した地を縄張りとする屈強なゾルド軍の首領で、白爪妙拳の使い手。かつてボルゲの手の甲に傷を負わした過去から、異常な憎悪を抱いたボルゲによって襲われる。当のゾルドは全く覚えていなかったが、部下たちと共にボルゲに目を切り裂かれ、胸にケンシロウと同じ北斗七星の傷を付けられ、ボルゲの視力を奪ったケンシロウへの見せしめのごとく殺される。
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