ボディ・レスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 09:32 UTC 版)
「エレクトリック・アップライト・ベース」の記事における「ボディ・レスト」の解説
EUBの特徴の一つとして挙げられるのがボディ・レストである。胴を演奏者の体や左足で支えるコントラバスに対して、EUBは肉厚が削ぎ落とされている分、体に接する余地が少なく安定性を欠きやすい。ボディ形状によっては演奏者と楽器の位置関係が近くなりすぎる。そこでボディにパイプなどで作った体当てを付加して、支持の一助としているものが多くある。左手に器体支持の負担が大きくかかるようだと演奏性に多大な影響を及ぼすため、器体選びの際はこの点との相性にも注意が必要である。 また、名前の通りの身体で支えるパーツという概念で、コントラバスでの物理的なポジション確認の基準となるネックヒールでのG線の音程(人差し指でDやEフラットなど)が確認出来ない作りになっている個体も多く、コントラバスとの持ち替えや代替品として考える際には十分注意が必要である。また、その点を鑑みた両面テープで取り付ける擬似ネックヒールも売られている。
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