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アメリカスズカケノキ

(ボタンの木 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 21:48 UTC 版)

アメリカスズカケノキ
Platanus occidentalis
アメリカ合衆国、2007年6月18日)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: ヤマモガシ目 Proteales
: スズカケノキ科 Platanaceae
: スズカケノキ属 Platanus
: アメリカスズカケノキ
P. occidentalis
学名
Platanus occidentalis L. (1753)[1]
和名
アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)、セイヨウボタンノキ(西洋釦の木)、プラタナス
英名
American sycamore
変種
  • P. o. var. glabrata
  • P. o. var. occidentalis
  • P. o. var. palmeri
生息図

アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木[2]・米国篠懸の木[3]学名: Platanus occidentalis)は、スズカケノキ科スズカケノキ属落葉高木である。公園などに植えられる。

英名American sycamore で、buttonwood(和名:ボタンノキ[2])とも呼ばれる。日本でプラタナスとよばれる樹種(スズカケノキモミジバスズカケノキ、アメリカスズカケノキ)のうちのひとつで、この3種の中での切れ込みが最も浅くて葉身が大きいのが特徴[2]和名の由来は、北アメリカの原産で、果実の姿が山伏が首からさげていた鈴飾りに似ていることによる[2]

特徴

落葉広葉樹高木で、高さは40メートル (m) ほどになる[3]。大気汚染に強く、生長が早い[4]樹皮は幹の下部が暗褐色で縦に割れ[4]、上部では灰褐色で斑紋状に剥がれる[3]。幹は他のプラタナスほど斑ではない[2]。枝はやや太く、茶褐色で皮目がある[3]托葉痕が枝を一周する[3]

は長さ7 - 20センチメートル (cm) 、幅8 - 22 cmの掌形で、浅く3裂から5裂する[4]。葉身はコウモリが羽を広げたような形をしており、秋には黄葉し、黄褐色に色づいて葉柄ごと落葉する[2]

雌雄同株[4]雄花は黄緑色で、雌花は赤色[4]果実集合果で、綿毛が密集した直径3 cmほどの球形で、長い果柄に1個つき、秋に熟す[4][2]

冬芽葉柄内芽で、長さ5 - 10ミリメートル (mm) の卵形をしており、芽鱗は1枚である[3]。葉痕は冬芽を取り囲み、維管束痕は多数ある[3]。枝先の仮頂芽は、側芽よりもやや小さい[3]

分布・生育地

北アメリカ東部原産[4][3]日本には明治時代末に渡来し[4][3]、日本全土に分布する[2]

利用

日本で街路樹や公園樹として使われる[4]。プラタナス(スズカケノキの仲間)の中でも、街路樹としての利用は少ない[3]。日本でもっともよく見かけられるプラタナスであるモミジバスズカケノキ[2]、本種とスズカケノキ雑種である。

脚注

参考文献

  • 茂木透 写真『樹に咲く花 離弁花2』高橋秀男・勝山輝男 監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2000年、12-13頁。ISBN 4-635-07004-2 

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