ホームラン_(アルバム)とは? わかりやすく解説

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ホームラン (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/22 10:08 UTC 版)

『ホームラン』
ゴットハードスタジオ・アルバム
リリース
録音 Yellowhouse Studio 13
ジャンル ハードロック
時間
レーベル アリオラ・レコード/BMG
プロデュース クリス・フォン・ローア、レオ・レオーニ
チャート最高順位
  • 1位(スイス[1]
  • 14位(ドイツ[3]
  • 30位(日本[2]
  • 51位(オーストリア[4]
ゴットハード アルバム 年表
オープン
(1999年)
ホームラン
(2001年)
ワン・ライフ、ワン・ソウル (ベスト・オヴ・バラッズ+1)
(2002年)
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ホームラン』(Homerun)は、スイスハードロックバンドゴットハード2001年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。バンド最大のシングル・ヒット曲「ヘヴン」を収録している。

背景

クリス・フォン・ローア(元クロークス)がプロデュースや曲作りに全面参加した最後のスタジオ・アルバムとなった。フォン・ローアは後に、ゴットハードが本作で頂点を極めたことから、双方が次の段階へ進む時が来たと感じ、彼らと友好的に別れたと語っている[5]。「テイク・イット・イージー」は、アンディ・テイラーがデュラン・デュラン脱退と前後して1986年にシングル・ヒットさせた曲のカヴァー。

ヨーロッパでは従来通りアリオラ・レコード/BMGから発売されたが、日本では新たにアヴァロン・レーベルと契約を得ており[6]、後年、本作以前の作品も同レーベルから日本盤SHM-CDがリリースされている。日本盤ボーナス・トラック「ダーティー・ウィークエンド」は、母国スイスではマキシ・シングル「ホームラン」のカップリング曲として発表された[7]

反響

本作からの先行シングルとなった「ヘヴン」は、スイスにおいて2000年11月26日付のシングル・チャートで初登場6位となり[8]、同年12月17日と12月24日に1位を獲得[9]。また、この曲はスティーヴ・リーの没後の2010年10月24日にもスイスのシングル・チャートで1位となっている[10]

続いて2001年に本作が発表されると、スイスのアルバム・チャートで6週にわたって1位を獲得し、自身5作目の1位獲得アルバムとなって[1]、更に2001年の年間アルバム・チャートでも1位を獲得[11]。また、ドイツのアルバム・チャートでは14位に達して、自身初のトップ20入りを果たした[3]

その後「ホームラン」がシングル・カットされ、スイスのシングル・チャートで61位に達している[12]

収録曲

特記なき楽曲はスティーヴ・リー、レオ・レオーニ、クリス・フォン・ローアの共作。

  1. ウン・ガ・リ - "Wun Ga-Li" (Marc Lynn) – 0:29
  2. エヴリシング・キャン・チェンジ - "Everything Can Change" (Steve Lee, Mandy Meyer, Chris Von Rohr) – 4:02
  3. テイク・イット・イージー - "Take It Easy" (Andy Taylor, Steve Jones) – 3:41
  4. ライト・イン・ユア・アイズ - "Light in Your Eyes" – 3:56
  5. ヘヴン - "Heaven" – 4:33
  6. ロンリー・ピープル - "Lonely People" – 3:24
  7. イーグル - "Eagle" – 5:06
  8. エンド・オヴ・タイム - "End of Time" – 3:25
  9. セイ・グッバイ - "Say Goodbye" – 4:23
  10. リーズン・トゥ・リヴ - "Reason to Live" (S. Lee, M. Meyer, C. Von Rohr) – 4:51
  11. カム・アロング - "Come Along" – 4:49
  12. ホームラン - "Homerun" – 6:10

日本盤ボーナス・トラック

  1. ダーティー・ウィークエンド - "Dirty Weekend" (Steve Lee, Leo Leoni) – 3:47

他メディアでの使用例

「ヘヴン」は、テレビドラマ『ブルックリン74分署』がWOWOWで日本放映された際にイメージ・ソングとして使用された[6]

参加ミュージシャン

ゲスト・ミュージシャン

  • クリス・フォン・ローア - ピアノ(on #5)
  • Wolfgang C. Drechsler - オーケストラ(on #5)
  • H.P. Brüggemann - キーボード
  • Nicolò Fragile - キーボード
  • ダニー・リー - アディショナル・ボーカル
  • Flavio H. - アディショナル・ボーカル

出典


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