ペルシア湾、インド洋、紅海(1977-1978)
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「トール・ヘイエルダール」の記事における「ペルシア湾、インド洋、紅海(1977-1978)」の解説
1977年、ヘイエルダールはさらに別の葦船、葦船「チグリス号(ノルウェー語版)」を建造した。これは、海上を経由した貿易と移住で、現在のパキスタンとインド西部に存在したインダス文明とメソポタミアとが結びついていた可能性があることを立証しようとするものだった。この葦船はイラクで建造され、やはり国際色豊かな乗組員と一緒にペルシア湾を通ってパキスタンのカラチを経由して紅海に向かった。 海上で約5か月間を過ごした船はまだ耐航性を維持していた。だが、1978年4月3日、紅海とアフリカの角で猛威を振るう戦争に対する抗議として、ティグリス号はジブチの海上で故意に燃やされた。
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