ペギュリ式(押引同音)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:28 UTC 版)
「バンドネオン」の記事における「ペギュリ式(押引同音)」の解説
バンドネオンのボタン配列を、ヨーロッパで普及しているクロマティック・ボタン・アコーディオンのCシステム(イタリア式配列)にあわせて並べ変えた方式で、73ボタン(左 33、右40)、146音が基本。1925年にフランスのアコーディオン奏者 Charles Peguriが考案した。 配列は規則的なので、習得は比較的容易である。日本のタンゴ楽団も含め、アルゼンチン以外のタンゴ楽団で広く使用されてきた。ただし日本でも、1950年代ぐらいからアルゼンチン本国と同様のライニッシュ式バンドネオンの使用が広まり、今日に至っている。 左手側のボタン配列 右手側のボタン配列
※この「ペギュリ式(押引同音)」の解説は、「バンドネオン」の解説の一部です。
「ペギュリ式(押引同音)」を含む「バンドネオン」の記事については、「バンドネオン」の概要を参照ください。
- ペギュリ式のページへのリンク