ヘーラクレースとの戦争
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「ラーオメドーン」の記事における「ヘーラクレースとの戦争」の解説
ヘーラクレースはゼウスがガニュメーデースの代償にトロース王に与えた神馬を欲しいと思っていたので、アマゾーンの国から帰る途中にトローイアに立ち寄った。そしてヘーシオネーが海岸に縛られているのを見て、トロースの馬を報酬にくれるならば怪物を退治すると申し出た。そこでラーオメドーンは承諾し、トローイア人とアテーナーは土を盛り、ヘーラクレースが怪物と戦うための防壁を築いた。ヘーラクレースは怪物の腹の中に入り込み、3日も胃の中にいたので頭がはげてしまったが怪物を倒した。こうしてヘーラクレースはヘーシオネーを助け出したが、ラーオメドーンは報酬を与えるのを拒んだ。ヘーラクレースは怒り、いつか復讐すると告げてトローイアを出航した。 後にヘーラクレースが軍を率いてトローイアに攻めてきたとき、ラーオメドーンは船を攻撃し、留守を守っていたオイクレースを殺したが追い返され、トローイアを包囲された。そしてテラモーンに城壁を破られ、攻め落とされた。ラーオメドーンはヘーシオネーとポダルケースを除く子供たちとともに射殺された。
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ヘーラクレースとの戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 20:35 UTC 版)
後にヘーラクレースがエーリスに攻めてきたとき、モリオネは軍を率いて戦い、ヘーラクレースの軍を苦しめた。やがてヘーラクレースは病にかかったので休戦したが、それを知ったモリオネは攻撃に転じ、多くの敵を殺した。ヘーラクレースは一時軍を退き、アルゴスに帰ったが、モリオネがイストミア競技祭に派遣されたことを知るとクレオナイで待ち伏せし、モリオネを射殺した。最初彼らを殺した者は分からなかったが、母モリーオネーが自ら調べ、ヘーラクレースの仕業であると突き止めた。
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