ヘモグロビン
【概要】 別名血色素。赤血球の中に含まれる鉄と結合した蛋白質。骨髄の中で赤血球の元になる若い細胞が自分で作るが、赤血球になってからでは運んでいるだけで作れない。肺で酸素に結合し、組織に届くとpHの関係で酸素を放す能力がある。血液1dLあたり12~18グラムで、これより少ない場合を貧血と定義している。
【詳しく】 HIV感染症では材料不足、産生能の低下、消費・破壊の亢進など色々な理由で貧血が起こる。特にエイズの末期ではほとんど全員が貧血になる。対処法は原因を除くことであるが、造血ホルモンである組み換え型エリスロポエチン(日本では認可されていない)や輸血が行われる。

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