ヘイベリ島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 14:24 UTC 版)
諸島の中央に位置する、東西2.7km、南北1.2kmの2番目に大きな島。標高は136m。ヘイベリは「サドルバック(鞍のようにくぼんだ動物の背)」を意味する。ギリシャ語の呼称はハルキ島(Χάλκη)で、これは「銅」を意味する χαλκός に因んでいる。古典古代には銅鉱山があったことで知られていた。 島の北部の丘の上、ビザンツ帝国時代の聖三位一体修道院の跡地には、東方正教会のコンスタンティノープル総主教区における重要な神学校であったハルキ神学校(英語版)がある。この学校は1844年10月1日に設立され、トルコ議会が私立の高等教育機関を禁止する法律を制定した1971年まで存続した。学校の敷地は修道院が維持しており、学校の再開に向けた国際的な取り組みがなされている。 トルコ海軍の海軍学校が置かれている。海軍の小型艦、TCGヘイベリアダの艦名はこの島に由来している。
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