プロンプターを扱った作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:29 UTC 版)
「プロンプター (舞台芸術)」の記事における「プロンプターを扱った作品」の解説
プロンプターという、言わば影の存在を、あえて表舞台に登場させた作品もある。 オペラ『カプリッチョ』 リヒャルト・シュトラウスの『カプリッチョ』(1942年初演)は、新作オペラを企画・上演しようとする18世紀フランスの貴族未亡人を扱ったコメディで、プロンプター(テノール)が登場してボックス内で居眠りするという失態を演じる。 CM「龍角散」 1978年制作の龍角散のコマーシャルでは、歌舞伎のプロンプターを務める黒子が咳のため近くの者に龍角散を求めると、舞台上の役者が見事に「龍角散~」と大見得を切ってしまうのがオチとなっている。 映画『Wの悲劇』 1984年公開の角川映画『Wの悲劇』では、主人公の舞台女優を夢見る劇団研修生が劇団内の審査会で落選し、プロンプターを務めることになるのが物語の発端となる。 映画『はじまりはオペラ』 1999年公開のノルウェー映画(原題:Sufflosen、プロンプターの意)。『アイーダ』の上演を間近に控えたノルウェー国立歌劇場に勤務する女性プロンプターを主人公としたラブ・コメディ。 典拠管理 J9U: 987007577042105171 LCCN: sh2013003511 NKC: ph1093078, ph1093079
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