プロモーション盤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 20:55 UTC 版)
「ダブ・プレート」も参照 安価で素早く、高音質で制作できたため、宣伝(プロモーション)目的盤や、音楽イベント(レゲエにおけるサウンド・システムなど)用の編集済み音源として用いられた。 1960年代後半より、ジャマイカのDJやプロデューサーが、アセテート盤に吹き込んだオリジナルの音源をレコード会社などに特注で作らせ、主催するダンスパーティ(サウンド・クラッシュ)等で人気を競ったことが知られ、このような目的のアセテート盤を特にダブ・プレートと呼ぶ。アセテート盤が一般的でなくなると、以上のような用途の媒体はビニール盤やCD-ROMなどに切り替えられていったが、「ダブ・プレート」の語のみが名残として残った。アセテート盤での制作はもっぱらコレクターのために行われるようになった。
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