プロテスタント系神学校の大合同
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「宗教系旧制専門学校」の記事における「プロテスタント系神学校の大合同」の解説
1940年10月17日に開催された皇紀二千六百年奉祝全国基督教信徒大会で日本における全プロテスタント教会の合同が宣言され、翌年6月24日に富士見町教会で日本基督教団が設立された。これを受けて日本各地のプロテスタント系神学校は1943年、日本東部神学校・日本西部神学校・日本女子神学校の3校に統合された。さらに1944年には男子校2校の再統合により日本基督教神学専門学校が設立された(同時に日本女子神学校も日本基督教女子神学専門学校と改称)。 このような大合同の動きに最後まで抵抗したのは同志社大学で、大学令準拠の文学部神学科が専門学校令準拠の神学校に吸収されることは受け入れ難いとして日本基督教団の強請をはねつけ、学徒出陣によって授業継続が困難となった状況下でも同大法文学部神学科は廃止されることなく終戦を迎えた。
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