プロテスタント諸派の祭服と祭色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 00:48 UTC 版)
「祭服」の記事における「プロテスタント諸派の祭服と祭色」の解説
ルーテル教会では、祭ごとの色は、カトリック教会のものと類似する。 ドイツのルーテル教会においては、ジュネーヴ・ガウン(w:Geneva gown)と呼ばれる黒の長衣と白のタイを着用することが多いが、北欧およびそれにルーツを持つルーテル教会においては、アルバにストラという、ローマ・カトリックや聖公会に近い服装が多い。 なお、プロテスタント教会では、祭服(主にガウンと呼ばれている)の色には特に規定はないことが多い。そもそも特定の祭服を用意しない教会もある。ただし、カトリック教会の典礼や東方教会の奉神礼を取り入れるなどしている教会の中には、カトリック・聖公会・正教会と同様の祭服・祭色を採用している教会(エヴァンジェリカル・オーソドックス教会など)も稀に存在する。 ドイツのルーテル教会牧師 米国のルーテル教会牧師 カズラを着用したエストニアのルーテル教会牧師 ノルウェー国教会の監督による堅信式 ジュネーヴ・ガウンを着用した長老派牧師
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