プログラムサイズの増大とは? わかりやすく解説

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プログラムサイズの増大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/29 13:43 UTC 版)

Standard Template Library」の記事における「プログラムサイズの増大」の解説

C++のテンプレートテンプレート引数が違うとそれぞれ全く別の型として扱われそれぞれ別の機械語コードコンパイルされてしまう。 以下のようなプログラムコンパイルすると、std::vectorコード作成される。 // vectorコンテナを使う#include std::vector vecInt; ここへさらに、 std::vector vecDouble; というオブジェクト実体化してコンパイルすると、先とは別にstd::vectorコード作成され結果として二つ分の別個のクラスコード実行ファイル含まれることになる。このため最終的に生成されるコードの量が急激に増大しやすく、組み込み向けなど記憶容量制限のある環境ではSTL限らずテンプレート全般使用禁止している開発現場もある。ただのクラス実装した場合事情は同じである。テンプレート使わずに、int型用にstd::vector同等クラス書きdouble型用にstd::vector同等クラス書き両方クラスインスタンス化すれば、同様にコード増大が起こる。しかしながらPCのようにメモリストレージ容量余裕のある環境に限れば、実行プログラムとして出力されるコード量の増大微々たるものと言える

※この「プログラムサイズの増大」の解説は、「Standard Template Library」の解説の一部です。
「プログラムサイズの増大」を含む「Standard Template Library」の記事については、「Standard Template Library」の概要を参照ください。

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