プログラムトレース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 15:37 UTC 版)
「インサーキット・エミュレータ」の記事における「プログラムトレース」の解説
プログラムの実行経路を表示する機能である。基本は実行開始からブレーク発生までに実行した命令を機械語もしくはソースコードにより表示する。表示にはタイムスタンプも付加されるため、命令を実行したタイミングを時間により確認することができる。また、フルICEでは、実際に発生したバスの動きをタイムスタンプと共に表示するとも可能である。長時間のプログラム実行では全ての動作をトレースすることは不可能なため、キーとなるポイント(トリガポイント)を指定し、そのポイントまで、その前後、またはそれ以降のプログラムトレースを行うように指定することもある。主に、不正な例外が発生した場合の不正処理の発生源の特定や、リアルタイムにデータのアクセスを確認することに用いられる。
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