プリンセスラインの商標問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 05:05 UTC 版)
「京浜急行バス」の記事における「プリンセスラインの商標問題」の解説
大阪府寝屋川市のプリンセスライン株式会社が、2009年内の一時期「京急バス株式会社」という商号を用いていたが、資本および人材も含めて一切の関係はない。 プリンセスラインは1983年1月25日に「セレモニー観光」として設立した貸切バス事業者だったが、2005年3月31日から京都市内で路線バス「プリンセスラインバス」の運行を開始し、乗合バス事業に参入した。赤い車体がトレードマークで、この塗色は現在も使用されている。 同社は2009年4月6日に「京急バス株式会社」(「京都急行バス」を省略したもの)へ社名変更した。これに対して、京浜急行電鉄は「京急」を商標登録しているため商標権の侵害として抗議し、「混同のおそれもあり、京急ブランドを維持するため」として同社に社名変更を求めた。また京浜急行バスも自社サイトで無関係である旨を告知して注意喚起した。 同社社長は新聞社の取材に対し「営業地域が違うので大丈夫だと思った。商標登録までしているとは知らなかった」と語ったが、抗議を受けて2009年6月13日に社名を再変更すると発表。新社名は「京都急行バス」となった(2009年7月から8月頃に社名変更)。同社はその後2015年に「プリンセスライン株式会社」に再度社名変更している。 「プリンセスライン#歴史」も参照
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