プッシュロッド「インディアナポリス」エンジンとは? わかりやすく解説

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プッシュロッド「インディアナポリス」エンジン (AX-230)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 15:02 UTC 版)

フォード・インディアナポリスエンジン」の記事における「プッシュロッド「インディアナポリス」エンジン (AX-230)」の解説

シリンダーヘッドアルミニウム合金である。燃焼室ウェッジ型のターンフロー式であり、構成するポペットバルブは1気筒当たり吸気排気各1本で、全16組となるプッシュロッドシーソー式ロッカーアームを介して1本のカムシャフト開閉制御している。カムシャフト直下クランクシャフトからギア駆動される混合気吸気装置はエンジンバレーに位置し燃焼ガス気筒外側排気するため、ターンフロー式ではあるが出入口対極となる。ポペットバルブはエンジンバレー側へ傾倒しているため、燃焼ガスシリンダーヘッド内を反転して外側誘導される吸気ポートプッシュロッド迂回しない最短距離形状とされている。このため吸気バルブプッシュロッド吸気ポート縦に貫通する鞘管内を通っている。その他、プッシュロッド専用のリターンスプリングが採用されている。 燃料供給装置ウェーバー・キャブレター4基であり、1マイル (1.609キロメートル) トラック用が48IDA、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ (4.023キロメートル) 用が58IDAである。 主要諸元動弁方式プッシュロッドOHV バルブ吸気排気各1本 (ターンフロー) 燃焼室形状ウェッジ圧縮比12.5: 1 公称最高出力376英馬力 (280 kW) 本体乾燥重量357ポンド (162 kg) (排気管含む) 燃料航空ガソリン (リサーチオクタン価103.5、グレード115/145) 燃料供給方式口径58 mmまたは48 mmツインチョーク・ダウンドラフトキャブレター4基

※この「プッシュロッド「インディアナポリス」エンジン (AX-230)」の解説は、「フォード・インディアナポリスエンジン」の解説の一部です。
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