ブラック‐ワード

新語時事用語辞典

ブラックワード

英語：black word

忌避あるいは排除の対象となる語句のこと。

特に、迷惑メール（スパムメール）対策手段として設定される特定の文字列をブラックワードと呼ぶことが多い。単に「キーワード」と呼ぶ場合もある。

一般的な文脈では、いわゆる「NGワード」と同程度の意味合いで用いられる場合もある。ブラック企業やブラックバイトと呼ばれる劣悪な労働環境において発せられる典型的な言い草、職場をブラックな環境に傾けている発言、といった意味が特に込められているような場合もままある。

（2017年1月6日更新）

デジタル大辞泉

ブラック‐ワード【black word】

読み方：ぶらっくわーど

迷惑メールやSNS・ブログ・掲示板などへの有害な投稿を、自動的に除外する手がかりとなるキーワード。

IT用語辞典バイナリ

ブラックワード

【英】black word

ブラックワードとは、迷惑メールを除外する手がかりとして設定されるキーワードの通称である。NGワードと呼んだり単にキーワードと呼んだりする場合も多い。

迷惑メールの多くは、通常のメールには中々含まれないような特定の種類の語句を含む。（タダで大金が稼げる、美女と出会って性的関係が持てる、等）。そうした語句を件名や本文に含んだメールを除外するように設定しておくことで、ある程度の迷惑メール対策となる。

迷惑メールはブラックワードに検出されにくくするために文章中にピリオドを混入させることがある。ピリオドを含むことで可読性を保ったままブラックワードとの完全一致を回避するためである。

セキュリティのほかの用語一覧

ウィルス・ワーム：	Zotob  ZeroAccess
オンライン詐欺：	アンケート詐欺  ブラックワード  パスワードリセット詐欺  ビッシング  フィッシング

>>オンライン詐欺カテゴリの他の用語