ビッシング【vishing】
ビッシング
【英】vishing, voice phishing
ビッシングとは、金融機関などを装って金銭を騙し取ろうとする「フィッシング詐欺」の手口のうち、電話等の音声案内を通じて詐欺被害者を誘導しようとする手口のことである。
一般的なフィッシング詐欺では、偽サイトのURLを案内して偽サイトへのアクセスを誘導し、個人情報をフォームに入力させようとする。ビッシングの場合、連絡先として偽の電話番号を案内して電話をかけさせ、音声応答システム(IVR)を通じて個人情報を窃取しようとする。
ビッシング目的で送られるメールの本文は、電話番号以外の情報は(URLも含めて)正規の情報(のコピー)を使用できる。偽ドメイン名よりも電話番号の方が、一見して怪しいと見破ることが難しい。VoIPやIVRを利用すれば通量やオペレーターの人件費なども抑えることができる。
ビッシングは2000年代半ばに、フィッシング詐欺の一手口として登場し認知が広まった。電話でなくファックスを使用して個人情報を窃取しようとするフィッシング詐欺の手口は、「ファックシング」と呼ばれている。
ビッシングやファックシングの手口に騙されないためには、偽の案内メールに記載された情報を鵜呑みにせず、電話番号・FAX番号などは公式な情報源を参照する、といった心構えが必要といえる。
参照リンク
フィッシング、ビッシング、ファックシング、および他の個人情報詐欺 - (ソフォス)
ビッシング
ビッシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 22:44 UTC 版)
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ボイスビッシング, または ビッシング(英: vishing)とは、主として電話などの音声案内を通じて被攻撃者を誘導する手法[1]。
解説
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脚注
関連項目
- ディープフェイク音声(ボイス・クローニング、ディープフェイク・ボイス、オーディオ・ディープフェイク)
外部リンク
- ビッシングのページへのリンク