ブラジルでの宣教活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:11 UTC 版)
「ドミンゴス中村長八」の記事における「ブラジルでの宣教活動」の解説
中村師が一人で担当していた地域はサンパウロ州、マットグロッソ州、パラナ州、そしてミナスジェライス州南部の計4州だった(前者の3州だけでも合計面積は1,350,880km2以上であり、日本列島の約3.5倍もの面積である)。「彼は約60キロもあるミサ典書や石の祭壇、その他のミサ用品を入れたトランクと、私物を入れたトランクの二つを持ち歩いていました。(中略)たった一人(の信者)であっても、10kmやそれ以上も訪ねていったのです」。広大な荒野に散在した日本人家族を振分け荷を肩に徒歩や馬で巡回、ときには野宿して、毎年9カ月は旅に暮らした。それまで日本人を邪教徒視していたブラジル人からも聖人と慕われた。 ブラジルでの17年間の宣教活動中に1,750名(日本人1,304名 / ブラジル人440名 / 混血児6名)に洗礼を授けたという。
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