ブラジルでの継続使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 01:47 UTC 版)
「マドセン機関銃」の記事における「ブラジルでの継続使用」の解説
マドセン機関銃はブラジルのリオデジャネイロ州に配備されたミリタリーポリスによって使われ続けた。弾種は7.62mmのNATO弾である。一部の銃は麻薬密売人から押収されて任務に流用された(ほとんどはアルゼンチン陸軍の中古品、またごく少数は博物館から盗まれたものである)。しかしブラジル警察が用いるマドセン軽機関銃の大部分はブラジル陸軍から来たものである。これらは30口径の兵器であるが、7.62mm NATO弾に適合するよう改修が加えられている。 公式な発表ではブラジル軍は1996年にマドセン軽機関銃を退役させたとしている。ブラジル警察の銃も2008年にはもっと現代的で高い発射速度を持つ銃に更新された。しかしながら、2009年10月19日、ブラジル警察と麻薬密売人との衝突の最中に撮られた写真は、鮮明にマドセン軽機関銃がブラジル警察によってまだ使われていることを示した。
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