ブラウンラチェット (競走馬)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/08/03 01:28 UTC 版)
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この記事は現役競走馬を扱っています。
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| ブラウンラチェット | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
2024年阪神ジュベナイルフィリーズ出走時
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| 欧字表記 | Brown Ratchet[1] | |||||
| 品種 | サラブレッド[1] | |||||
| 性別 | 牝[1] | |||||
| 毛色 | 鹿毛[1] | |||||
| 生誕 | 2022年4月8日（3歳）[1] | |||||
| 父 | キズナ[1] | |||||
| 母 | フォエヴァーダーリング[1] | |||||
| 母の父 | Congrats[1] | |||||
| 生国 |  日本（北海道安平町）[1] |
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| 生産者 | ノーザンファーム[1] | |||||
| 馬主 | (有)サンデーレーシング[1] | |||||
| 調教師 | 手塚貴久（美浦）[1] | |||||
| 競走成績 | ||||||
| 生涯成績 | 5戦2勝[1] | |||||
| 獲得賞金 | 3659万2000円[2] (2025年5月25日現在) |
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ブラウンラチェット（2022年4月8日 - ）は日本の競走馬。2024年のアルテミスステークスの勝ち馬である。
馬名意味は「形としては永久機関のようにみえる、思考実験上の装置を指す用語」[2]。
戦績
2024年9月16日、中山競馬場6Rの2歳新馬戦（芝1800m）で、クリストフ・ルメールを背にデビュー。好位追走から直線で抜け出し、1番人気に応える初勝利を飾った[3]。
続いて、10月26日に東京競馬場で行われたアルテミスステークスに出走。上々のスタートを切って好位の3・4番手でレースを進め、直線コースに向くと内ラチ沿いから抜け出し、重賞初制覇を飾った[4][5][6]。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[7]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離（馬場） | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ （人気） |
着順 | タイム （上り3F） |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬（2着馬） | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024.9.16 | 中山 | 2歳新馬 | 芝1800m（良） | 11 | 7 | 8 | 1.2（1人） | 1着 | 1:50.1（34.3） | -0.2 | C.ルメール | 55 | （ミライヘノハナ） | 438 | |
| 10.26 | 東京 | アルテミスS | GIII | 芝1600m（良） | 11 | 2 | 2 | 4.7（3人） | 1着 | 1:33.8（33.3） | -0.2 | C.ルメール | 55 | （ミストレス） | 440 |
| 12.8 | 京都 | 阪神JF | GI | 芝1600m（良） | 18 | 5 | 10 | 3.4（1人） | 16着 | 1:35.1（35.9） | 1.7 | C.ルメール | 55 | アルマヴェローチェ | 428 |
| 2025.4.13 | 阪神 | 桜花賞 | GI | 芝1600m（稍） | 18 | 8 | 18 | 29.4（8人） | 9着 | 1:34.5（34.8） | 1.4 | 横山武史 | 55 | エンブロイダリー | 444 |
| 5.25 | 東京 | 優駿牝馬 | GI | 芝2400m（良） | 18 | 6 | 12 | 15.3（6人） | 7着 | 2:26.6（34.6） | 0.9 | D.レーン | 55 | カムニャック | 442 |
- 競走成績は2025年5月25日現在
血統表
| ブラウンラチェットの血統 | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
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父
キズナ 2012 鹿毛 |
父の父
ディープインパクト2002 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
| Wishing Well | ||||
| *ウインドインハーヘア | Alzao | |||
| Burghclere | ||||
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父の母
*キャットクイル1990 鹿毛 |
Storm Cat | Storm Bird | ||
| Terlingua | ||||
| Pacific Princess | Damascus | |||
| Fiji | ||||
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母
*フォエヴァーダーリング Forever Darling 2013 栃栗毛 |
Congrats 2000 鹿毛 |
A.P. Indy | Seattle Slew | |
| Weekend Surprise | ||||
| Praise | Mr.Prospector | |||
| Wild Applause | ||||
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母の母
Darling My Darling1997 鹿毛 |
Deputy Minister | Vice Regent | ||
| Mint Copy | ||||
| *ローミンレイチェル | *マイニング | |||
| One Smart Lady | ||||
| 母系(F-No.) | (FN:2-b) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Northern Dancer 5 × 5・5 = 9.38％ Secretariat 5× 5 = 6.25％ Mr. Prospector 4・ 5 = 9.38％(母内) |
[§ 4] | ||
| 出典 | ||||
- 母フォエヴァーダーリングは米G2サンタイネスステークスの勝ち馬。
- 3代母ローミンレイチェルは米G1バレリーナハンデキャップなどアメリカで重賞3勝。
- 祖母Darling My Darlingの半弟に2004年秋古馬三冠のゼンノロブロイ（父サンデーサイレンス）、半妹にタガノエリザベート・キャットコイン・ワンブレスアウェイ・ロックディスタウンの母ストレイキャット（父Storm Cat）がいる。
- 母の半妹に米G1アルシバイアディーズステークス勝ちのヘヴンリーラヴ(父Malibu Moon)、その仔に米G1ブルーグラスステークス、ブリーダーズカップ・クラシック、ホイットニーステークス勝ち馬シエラレオネがいる。
- 本馬の半兄に2023年の全日本2歳優駿、2024年のジャパンダートクラシック、東京大賞典、2025年のサウジカップを制したフォーエバーヤング（父リアルスティール）がいる。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “ブラウンラチェット Brown Ratchet(JPN)”. JBISサーチ. 2024年10月26日閲覧。
- ^ a b “競走馬情報 - ブラウンラチェット”. 日本中央競馬会. 2024年10月26日閲覧。
- ^ “【中山6R新馬戦結果】キズナ産駒ブラウンラチェットが快勝 フォーエバーヤングの半妹”. netkeiba.com (2024年9月16日). 2024年10月26日閲覧。
- ^ 「【アルテミスS結果】ブラウンラチェットが無傷2連勝で重賞V！ フォーエバーヤングの半妹」『netkeiba.com』2024年10月26日。2024年10月26日閲覧。
- ^ 「【アルテミスＳ】フォーエバーヤングの半妹ブラウンラチェットが芝で無傷２連勝 ルメール騎手は連覇」『スポーツ報知』2024年10月26日。2024年10月26日閲覧。
- ^ 「【アルテミスS】ブラウンラチェットが好位抜け出しV！デビュー2連勝で牝馬戦線の主役候補に」『サンケイスポーツ』2024年10月26日。2024年10月26日閲覧。
- ^ “ブラウンラチェットの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年10月26日閲覧.
- ^ a b c “5代血統表｜血統情報｜ブラウンラチェット”. JBISサーチ. 2023年10月26日閲覧。
- ^ “ブラウンラチェット - Brown Ratchet - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2023年10月26日閲覧。
外部リンク
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