ターリングアとは? わかりやすく解説

ターリングア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 12:22 UTC 版)

ターリングア
欧字表記 Terlingua
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1976年
死没 2008年4月29日(32歳没)[1]
Secretariat
Crimson Saint
母の父 Crimson Satan
生国 アメリカ合衆国
ケンタッキー州
生産者 Tom Gentry
馬主 Beal & French
調教師 ウェイン・ルーカス(アメリカ)
競走成績
生涯成績 17戦7勝[1]
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ターリングア (Terlingua ) とはアメリカ合衆国で生産された競走馬および繁殖牝馬である。テルリングアと表記されることもある。半弟ロイヤルアカデミーIIがいる。

経歴

2歳時の1978年に競走馬としてデビューし、その後デルマーデビュータントステークス(当時G2)など重賞競走を3勝した。3歳時の1979年にはサンタイネスステークス (G3) 、4歳時の1980年にはラブレアステークス(現G1)を制した。

競走馬引退後は繁殖牝馬となり、1983年出産したストームキャットが活躍を収めた。ほかにも10頭の産駒を出産し、1984年に出産したチャペルオブドリームズが重賞を制し[1]1993年に出産したパイオニアリング種牡馬となっている。また繁殖入りしたチャペルオブドリームズの子孫からは、2008年のレーシングポストトロフィーを勝ったクラウデッドハウス、2025年の関屋記念を制したカナテープが出ている。

2000年に繁殖牝馬を引退し、オーバーブルックファームで余生を過ごしていたが、32歳となった2008年4月29日老衰による合併症のために安楽死の処置がとられ[1]、オーバーブルックファームに埋葬されることになった[1]。なお、死後間もない5月15日にはストームキャットが種牡馬を引退すると発表された。

主なファミリーライン

  • 主要部(GI級競走優勝馬、日本の重賞馬、その他個別記事のある馬)のみ記載。*は日本に輸入された馬。

血統表

ターリングア血統ボールドルーラー系アウトブリード (血統表の出典)

Secretariat
1970 栗毛
父の父
Bold Ruler
1954 鹿毛
Nasrullah Nearco
Mumtaz Begum
Miss Disco Discovery
Outdone
父の母
Somethingroyal
1952 鹿毛
Princequillo Prince Rose
Cosquilla
Imperatrice Caruso
Cinquepace

Crimson Saint
1969 栗毛
Crimson Satan
1959 栗毛
Spy Song Balladier
Mata Hari
Papila Requiebro
Papalona
母の母
Bolero Rose
1958
Bolero Eight Thirty
Stepwisely
First Rose Menow
Rare Bloom F-No.8-c


脚注

  1. ^ a b c d e ストームキャットの母、32歳で死亡”. netkeiba.com (2008年4月30日). 2012年3月19日閲覧。

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