ブトク1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 01:58 UTC 版)
特別車。編成最後部に連結される車両で、一端に展望デッキを備えていた。車内構造は展望デッキ寄りの位置に展望室を備え、その隣にダブルベッドの寝台個室と4人用寝台個室が1室ずつあった。寝台個室を挟んで展望室と反対側の位置には食堂を備え、連結面側の車端部に調理室を備えていた。新造時自重36.55 t、その製造費予算(組立費とも)は53,969円であった。のちにストク9000に改番され、さらに事業用車に改造されスヤ9035を経てスヤ9960に改番された(大井工場改造・門司鉄道局配置)。廃車は最も早く1932年(昭和7年)である。
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