フレッツ網におけるVNE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 10:05 UTC 版)
「仮想固定通信提供者」の記事における「フレッツ網におけるVNE」の解説
2011年7月、NTT東日本とNTT西日本はそれぞれのフレッツ網(NGN)におけるIPv6接続サービスの一形態として、「インターネット(IPv6 IPoE)接続」サービスを開始した。 この形態ではUNIからフレッツ網、ゲートウェイルータを挟みNNIまでをNTT東西が、NNIからをIPoE接続事業者が提供する。IPoE接続事業者はFVNEとしてISPに回線設備の卸を提供する。このことからIPoE接続事業者は「VNE (Virtual Network Enabler)事業者」とも呼ばれる。IPoE接続事業者がISPを兼ねる場合もあるが、IPoE接続事業者は自他のISPに公平な役務提供を義務付けられている。ISPはFNOとして自社回線設備の提供は行わず、卸を受けた回線設備と付帯電気通信事業(サーバー等)を提供する。このような形態は日本のフレッツ網の「インターネット(IPv6 IPoE)接続」サービス」に特有である。 2018年3月時点におけるVNE事業者は以下に列挙する通りである。 BBIX株式会社 日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE) インターネットマルチフィード株式会社 ビッグローブ株式会社 株式会社朝日ネット NTTコミュニケーションズ フリービット株式会社 アルテリア・ネットワークス株式会社 VNEの接続枠は当初3事業者までに限られていたが、2014年3月以降は16社に拡大された。
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