フランス軍で使用された240mm重迫撃砲
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「バティニョール240mm重迫撃砲」の記事における「フランス軍で使用された240mm重迫撃砲」の解説
この迫撃砲は1915年に初めて公開された。このときの名称は「Mortier de 240mm CT (court de tranchee)」である。この砲は短砲身型であり、87kgの砲弾を1,030m遠方へ砲撃した。使用された装薬は710gである。最初の大規模投入は1915年9月25日、第二次シャンパーニュ会戦だった。 この後に「Mortier de 240mm LT(long de tranchée)」と呼ばれる長砲身型が続いた。この迫撃砲は砲撃の手順が改良され、装填は薬室閉鎖式となっており、81kgの砲弾を2,071m遠方へ射出した。また1.3kgの装薬が用いられた。この砲撃の数値はアメリカ合衆国で採用されたもののようである。 フランスでは、コンクリートやレールで天井部分を防御した堅固なシェルターの破壊にあたり、80発が必要と評価していた。
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