フランスの補助貨幣の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 04:05 UTC 版)
「補助貨幣」の記事における「フランスの補助貨幣の歴史」の解説
フランスでは、1803年の鋳造法で、金貨は1フラン当り10/31グラム(品位900/1000、純金9/31g)であり、銀貨は1フラン当り5グラム(品位900/1000、純銀4.5g)と金銀比価が1:15.5に定められた金銀複本位制であった。 1864年に、金貨は従来通り、銀貨は量目は従来通りで品位が835/1000に下げられ定位貨幣となった。翌年1865年に結成されたラテン通貨同盟によって金銀比価1:15.5の防衛を図ったが、銀価格の下落とそれに伴う世界的な金本位制へのシフトの情勢の中で、1873年には事実上、1878年には正式に金本位制が施行された。1865年の同盟国では2フラン以下の補助銀貨は50フランまで法貨として通用すると制限額が定められた。1936年には事実上金本位制から離脱した。
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