フェンダー・ムスタングベースとは? わかりやすく解説

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フェンダー・ムスタングベース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 08:57 UTC 版)

フェンダー・ムスタングベース
Fender Mustang Bass
1971年製ムスタングベース
メーカー/ブランド フェンダー
製造時期 1964年 -
構造
ボディタイプ ソリッド
スケール長 30インチ
フレット 19
ネックジョイント ボルト・オン
材質
ボディ アルダー
ネック メイプル
フィンガーボード ローズウッド
ハードウェア
ブリッジ スルーボディ
電気系統
ピックアップ スプリット・シングルコイルx
コントロール ボリュームx1、トーンx1
カラーバリエーション
スリートーン・サンバースト、ブラック、ヴィンテージ・ホワイト、イエロー・ホワイト、フィエスタ・レッド、カリフォルニア・ブルー
テンプレート | カテゴリ

フェンダー・ムスタングベース (Fender Mustang Bass) は、フェンダーエレクトリックベース。2つの派生機種、ミュージックマスターベースとブロンコベースも同じ形状のボディとネックを使用して製造された。

1966年にショートスケール、2ピックアップのムスタングの相方として発表された、レオ・フェンダーがフェンダー社で最後にデザインしたエレクトリックベースである。30インチのショートスケールで、1基のスプリットピックアップ(プレシジョンベースの物に似ている)を装備。ボリュームとトーンは1つずつで、弦はスルーボディである。初期のプレシジョンベースやジャズベースと同様、ミュート機構付きである(もっとも、ほとんどのプレイヤーが外してしまうが)。

標準的な仕上げは、レッドとホワイト。他のフェンダーギターと同様、1968年まではニトロセルロース・ラッカー仕上げだったが、以降はポリエステル仕上げになった。1968年から、ギターとベースの両方にコンペティションモデルが登場。レッドボディに白のストライプ、レークプラシッド・ブルーにライトブルーのストライプ等。後には、シンプルなブラックやサンバーストも選択可能になった。ラッカーの褪色により、レアなサーフグリーンになった物もあるが、これはコンペティション・ブルーが黄色化したものである。

1981年まで生産が続けられ、後に日本製として再生産されている。

ミュージックマスターベースは1960年代半ばに発表され、当初はスチューデントモデルと発売された。スプリットコイルではなくシングルコイルピックアップ(ピックアップカバーの下に隠されているのは、実はポールピースが6つあるストラトキャスターの物)を搭載している。こちらも、ムスタングベースとほぼ同時期に製造終了した。スクワイア・ミュージックマスターベースは1997年に製造されたが、わずか1年後のみで製造終了となり、ブロンコベースにその座を譲った。

ベースやすし(やすし〜ず)

  *1969年製を使用。

  • 滝本晃司(たま)
    • フレットレスにして使用。
  • 城間俊雄 ()
  • レック(フリクション)
    • 重量バランス対策としてホーン側ストラップピン位置を延長して使用。

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