フェンダー・マローダーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 機器 > 音響機器 > ギターの機種 > フェンダー・マローダーの意味・解説 

フェンダー・マローダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/15 17:45 UTC 版)

フェンダー・マローダー
Fender Marauder
マローダー・タイプ2
メーカー/ブランド フェンダー
製造時期 1965年 - 1966年
構造
ボディタイプ ソリッド
フレット 21
ネックジョイント ボルトオン
材質
ボディ アルダー
ネック メープル
フィンガーボード ローズウッド
ハードウェア
ブリッジ 隠しトレモロ / 固定
電気系統
ピックアップ シングルコイルx4、x3
コントロール ノブx4、スイッチx7
カラーバリエーション
サンバースト
テンプレート | カテゴリ

フェンダー・マローダー (Fender Marauder) は、フェンダー社製のエレクトリックギター1965年から1966年の間に、試作機は何本か作られたものの、製品化には至らなかった。よって一般的にフェンダー・マローダーというと、この試作機段階のものを指す。

概要

隠しピックアップをピックガードの下に配置したタイプ1[1]、通常通りピックガード上にピックアップを配置したタイプ2の2タイプが作られた。タイプ2はストラトキャスターと同様3つのピックアップをピックガード上に配置している[1]。そして、7個のスイッチと4つのノブを持つ。このモデルの背景には、ストラトキャスターとジャガーを組み合わせて、多様性を引き出すことがあった。

このギターはプロトタイプレベルから先に進むことは無かった。これはタイプ1の隠しピックアップが大量生産には高価すぎ、その技術ライセンス料も高価なものであったからと言われる。マローダーは8本しか作られなかったとされており、フェンダーのギターでおそらく一番希少価値が高い[独自研究?]

21世紀を迎え、フェンダーはカスタム・ショップから12弦マローダーを製作。しかしこのモデルはボタンが少なかったりボディシェイプが大きく違ったりと、まったくの別モデルである。

2011年には中国製のフェンダーモダンプレイヤーシリーズの1つとして販売開始。ネック側にモダンプレイヤージャズマスターピックアップ、ブリッジ側にはトリプルバッカーピックアップを標準装備。ブリッジはシンクロナイズド・トレモロ。ボディ材にはギターには珍しい、アフリカ産のコトというものを使用している。ブラックとレイクプラシッドブルーの2色。

脚注

  1. ^ a b ここでタイプ1、タイプ2の画像が見られる

外部リンク

  • Offset Guitars A discussion forum dedicated to Fender Marauders, Jazzmasters, Jaguars, Bass VIs and other offset-waist guitars






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フェンダー・マローダー」の関連用語

フェンダー・マローダーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フェンダー・マローダーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフェンダー・マローダー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS