ファンタジー・ヨーロッパ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/08 07:23 UTC 版)
「ルーンクエスト」の記事における「ファンタジー・ヨーロッパ」の解説
第三版の『ルーンクエスト』にはグローランサ以外の舞台としてファンタジー・ヨーロッパというものが用意されている。 ファンタジー・ヨーロッパは「史実の中世ヨーロッパに魔法や怪物が実在しているパラレルワールド」という設定の架空世界であるのだが、実は日本語版の『ルーンクエスト』(英語版の第三版)は基本ルールブックではグローランサではなくファンタジー・ヨーロッパを基本としている。そのため、グローランサで『ルーンクエスト』を楽しむにはグローランサ用のサプリメントを購入することが必須となっている。 ファンタジー・ヨーロッパは『ルーンクエスト』の第三版から登場した世界設定でそれ以前の版には存在していなかった。これは第三版からゲームの発売元がケイオシアム社(en:Chaosium)からアバロンヒル社(en:Avalon Hillに変わった影響であるとも言われている[誰に?]。 また、ファンタジー・ヨーロッパにはヴァリアントとして以下の二つの舞台設定がある。 ヴァイキング ファンタジー・ヨーロッパの北方世界を舞台にした世界設定。ヴァイキングが活躍していた時代の北欧を冒険の舞台とする。 ランド・オブ・ニンジャ ファンタジー・ヨーロッパの東方にある島国「日本」を舞台にした世界設定。古代から中世の日本をデフォルメしたファンタジー世界である。日本語版を出す前提でRPGマガジンにリプレイも連載されたが、部落差別問題に抵触する記述があった事から抗議を受けたため、日本語版の発売は立ち消えとなり連載も打ち切られた。ホビージャパンによる正規輸入品(英語版)も返金回収されている。
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