ピアノ協奏曲 (モシュコフスキ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/10 04:43 UTC 版)
ピアノ協奏曲ホ長調 作品59は、モーリッツ・モシュコフスキが作曲したピアノ協奏曲である。曲はモシュコフスキの弟子であったヨゼフ・ホフマンに献呈されている。イギリス初演は1898年3月12日、作曲者自身の独奏で行われた[1]。演奏時間は約36分[2]。
モシュコフスキは1874年にロ短調の『ピアノ協奏曲』作品3を作曲していた[3]。しかし、初演後楽譜は忘れ去られ、2014年に発見・初演された。このため、イ短調を『第1番』、本作を『第2番』と呼ぶようになっている。『第1番』は全4楽章からなり、演奏時間は約50分。
楽器編成
フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、ハープ、弦五部[2]。
構成
- 陰鬱な調子で始まる。アタッカで第3楽章へ続く。
- 第2楽章から続けて演奏される。第2楽章の主題を回想して終わる。
- 快活な調子で開始される。第1楽章第1主題を回想して華やかに終わる。
出典
- ^ “The Romantic Piano Concerto, Vol. 01 – Moszkowski & Paderewski”. 2012年10月24日閲覧。
- ^ a b “Piano Concerto, Op.59 (Moszkowski, Moritz)”. 2012年10月24日閲覧。
- ^ w:List of compositions by Moritz Moszkowski→"Piano Concerto No. 1" Op.3
外部リンク
「ピアノ協奏曲 (モシュコフスキ)」の例文・使い方・用例・文例
- ピアノ協奏曲
- その曲はピアノ協奏曲に編集された。
- 6月21日の本選で,上原さんはチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」とラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」を演奏した。
- そのとき,彼女は偶然,ラヴェルのピアノ協奏曲を聞き,自分と千秋(玉(たま)木(き)宏(ひろし))が舞台でその曲を一緒に演奏している姿を想像する。
- 千秋は彼女がショパンのピアノ協奏曲を演奏するのを見るためにはるばるプラハまで行く。
- 内田さんはクリーブランド管弦楽団と共演したモーツァルトのピアノ協奏曲の演奏で最優秀器楽ソリスト演奏(オーケストラとの共演)賞を受賞した。
- 浅田選手は,ショートプログラムではショパンのノクターンのうちの1曲,フリーではラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に合わせて演技すると述べた。
- フリーについて,浅田選手は「私はラフマニノフのピアノ協奏曲がとても好きです。」と述べた。
- 翌日のフリーでは浅田選手はラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」に合わせて滑った。
- ピアノ協奏曲_(モシュコフスキ)のページへのリンク