ピアストルとは? わかりやすく解説

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ピアストル【(フランス)piastre】

読み方:ぴあすとる

エジプト・スーダン・シリア・レバノンなどの補助通貨単位。1ピアストルは1ポンド100分の1


ピアストル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 04:56 UTC 版)

フランス領インドシナの貿易銀、1ピアストル
フランス領インドシナの紙幣 100ピアストル (1925年 裏のデザイン)

ピアストル (フランス語: Piastre) とは、世界各所で見られる通貨単位。

概要

元々は米ドル大の「シルバー・ダラー」といわれる米1ドル銀貨や、メキシコドルメキシコ銀)といわれる8レアル、後の1ペソ銀貨などのいわゆる洋銀だった。

ピアストルとはイタリア語の「(金属の)板」(Piastra)に由来し、新大陸で発行されたメキシコドルをピアストルと呼んだベネチア商人は、メキシコドルを大量に中東に輸出し流通させた。これがオスマン帝国が通貨改革を行いメキシコドルに等しい価値の通貨クルシュを作るきっかけになった。クルシュ銀貨はヨーロッパでは「ピアストル」と呼ばれた。

ヌーベル・フランス(フランス領カナダ)のプライベートバンクで発行された銀貨も、「ピアストル」と命名された。カナダにおけるカナダドルを指す公式のフランス語は「ドル」だが、ケベック州アカディア地方では、今なお「ピアストル」が非公式な呼称として使用されている。

またピアストルはかつて、米ドルを指すフランス語でもあった。例えばルイジアナ買収におけるフランス側の書類では「ピアストル」の表現が見られる。ただし、現代フランス人は米ドルを「Dollar(フランス語発音: [dɔlar]、ドル)」と呼ぶようになっている。

通貨単位

補助通貨単位

新トルコリラの補助通貨であるクルシュも、一般的にピアストルとして知られている。

関連項目


ピアストル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 09:31 UTC 版)

エターナルアルカディア」の記事における「ピアストル」の解説

手に持つ巨大な鎌で、賞金かけられ空賊達を片っ端から始末する17歳の女賞金稼ぎ。船の名は「リヴェンジャー号」。あまりに腕が立つことから、ついには死神のピアストル」として恐れられるようになった過去のある因縁からヴァイス恨み持ち執拗にその命を狙う。

※この「ピアストル」の解説は、「エターナルアルカディア」の解説の一部です。
「ピアストル」を含む「エターナルアルカディア」の記事については、「エターナルアルカディア」の概要を参照ください。

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