ビッグプラネット_(競走馬)とは? わかりやすく解説

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ビッグプラネット (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 13:36 UTC 版)

ビッグプラネット
欧字表記 Big Planet[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 青毛[1]
生誕 2002年5月2日[1]
死没 不明
抹消日 2007年11月2日[2]
ブライアンズタイム[1]
ロンドンブリッジ[1]
母の父 ドクターデヴィアス[1]
生国 日本北海道門別町[2]
生産者 下河辺牧場[1]
馬主 (有)ビッグ
田中八郎[1]
調教師 南井克巳栗東[1]
競走成績
生涯成績 13戦3勝[1]
獲得賞金 9710万円[1]
勝ち鞍
GIII アーリントンC 2005年
GIII 京都金杯 2006年
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ビッグプラネット(欧字名:Big Planet2002年5月2日 - 不明)は、日本競走馬。主な勝ち鞍は2005年のアーリントンカップ、2006年の京都金杯

馬名の由来は、冠名+惑星[2]

経歴

2005年2月13日、京都競馬場の3歳新馬戦でデビュー。好スタートから先頭に立ち、2着に7馬身差をつける圧勝でデビュー戦での初勝利を収めた[3]。次走は初の重賞挑戦としてアーリントンカップに出走。デビュー戦と同じく最後まで追いつかれることなく逃げ切り、デビュー2連勝での重賞初優勝を飾った[4]。クラシック初戦の皐月賞も果敢に逃げを打つも、失速し13着に大敗[5]。その後も凡走が続き、3勝目を挙げることはできなかった。

2006年、シーズン初戦として1月5日の京都金杯に出走。スタートから先手を奪うと直線でも粘り切り、ニューベリーの追撃をクビ差しのいでゴール。アーリントンカップ以来、11か月ぶりの勝利となる重賞2勝目を挙げた[6]。しかし続く小倉大賞典阪急杯は共に着外に敗れ、長期休養に入った。

2007年10月7日、毎日王冠で約1年8か月ぶりにレースに復帰したが、最下位14着に沈む。結果的にこのレースがラストランとなり、11月2日付でJRAの競走馬登録を抹消[2]。地方競馬に移籍すると報じられたが[7]、実現することなくそのまま引退した。引退後の動向は不明。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[8]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2005.02.13 京都 3歳新馬 芝1400m(良) 15 6 10 001.40(1人) 01着 R1:23.1(34.8) -1.2 0武豊 56 (メイショウアモーレ) 456
0000.02.26 阪神 アーリントンC GIII 芝1600m(良) 12 7 10 002.10(1人) 01着 R1:34.3(35.9) -0.3 0武豊 56 (セイウンニムカウ) 460
0000.04.17 中山 皐月賞 GI 芝2000m(良) 18 3 6 022.00(6人) 13着 02:00.6(35.9) -1.4 0柴田善臣 57 ディープインパクト 464
0000.05.08 東京 NHKマイルC GI 芝1600m(良) 18 7 14 009.70(5人) 07着 01:34.8(35.0) -1.2 0蛯名正義 57 ラインクラフト 458
0000.09.10 阪神 朝日チャレンジC GIII 芝2000m(良) 14 2 2 005.20(3人) 11着 R2:00.6(37.1) -1.2 0武豊 53 ワンモアチャッター 460
0000.10.01 阪神 ポートアイランドS OP 芝1600m(良) 13 8 13 003.50(2人) 09着 01:35.2(36.8) -1.3 0武豊 53 タニノマティーニ 460
0000.10.29 京都 スワンS GII 芝1400m(重) 18 5 10 012.10(7人) 05着 01:21.7(35.9) -0.2 0池添謙一 55 コスモサンビーム 460
0000.11.20 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 17 3 6 163.0(17人) 07着 R1:32.5(34.8) -0.4 0和田竜二 56 ハットトリック 454
0000.12.24 中京 CBC賞 GII 芝1200m(良) 14 8 15 008.70(4人) 09着 01:09.2(35.2) -0.5 0中舘英二 56 シンボリグラン 462
2006.01.05 京都 京都金杯 GIII 芝1600m(良) 16 3 5 012.40(6人) 01着 01:34.0(34.9) -0.0 0和田竜二 54 (ニューベリー) 458
0000.02.04 小倉 小倉大賞典 GIII 芝1800m(良) 16 8 15 009.40(5人) 08着 R1:48.1(35.7) -0.9 0和田竜二 56 メジロマイヤー 454
0000.02.26 阪神 阪急杯 GIII 芝1400m(不) 15 3 5 008.50(4人) 12着 01:23.9(37.3) -1.4 0和田竜二 57 ブルーショットガン 450
2007.10.07 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 14 8 13 244.2(14人) 14着 01:47.9(38.0) -3.7 0石橋脩 57 チョウサン 450

血統表

ビッグプラネット血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ロベルト系
[§ 2]

*ブライアンズタイム
1985 黒鹿毛
父の父
Roberto
1969 鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Bramalea Nashua
Rarelea
父の母
Kelley's Day
1977 鹿毛
Graustark Ribot
Flower Bowl
Golden Trail Hasty Road
Sunny Vale

ロンドンブリッジ
1995 栗毛
*ドクターデヴィアス
1989 栗毛
Ahonoora Lorenzaccio
Helen Nichols
Rose of Jericho Alleged
Rose Red
母の母
*オールフォーロンドン
1982 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Full Card Damascus
Belle of the Ball
母系(F-No.) オールフオーロンドン(USA)系(FN:22-b) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer:M4×M5 [§ 4]
出典
  1. ^ [9]
  2. ^ [10]
  3. ^ [9]
  4. ^ [9]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n ビッグプラネット”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2025年6月18日閲覧。
  2. ^ a b c d ビッグプラネット|競走馬情報”. 日本中央競馬会. 2025年6月18日閲覧。
  3. ^ ダイワエルシエーロの弟、ビッグプラネット圧勝”. netkeiba.com (2005年2月13日). 2025年6月18日閲覧。
  4. ^ アーリントンC、ビッグプラネット逃げ切り”. netkeiba.com (2005年2月26日). 2025年6月18日閲覧。
  5. ^ 皐月賞、ディープインパクト圧勝”. netkeiba.com (2005年4月17日). 2025年6月18日閲覧。
  6. ^ 京都金杯、ビッグプラネットが逃げ切り勝ち”. netkeiba.com (2006年1月5日). 2025年6月18日閲覧。
  7. ^ ビッグプラネットが登録抹消”. netkeiba.com (2007年11月2日). 2025年6月18日閲覧。
  8. ^ "ビッグプラネットの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2025年6月18日閲覧
  9. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ビッグプラネット”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年6月18日閲覧。
  10. ^ ビッグプラネットの血統表”. netkeiba.com. 2025年6月18日閲覧。

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